2020/05/02
こんにちわ、レガーレぴあの教室の香川です。
2020年も5月に突入です。
緊急事態宣言が約一ヶ月延長になるとのこと。
4日の発表ではまた詳細を知ることができるのでしょう。
まだまだ我慢の時期、涙がこみ上げてくるニュースで心が痛みます。
自分に今出来ること、やるべきことを見失わずに前向きに過ごしたいですね。
レガーレぴあの教室では、
2月から子供達の安全を考え感染予防対策を始め、
3月はさらに感染予防対策に神経を使いました。
私個人的には、外出を9割減らして、買い物も週1回。
自宅にいる時間が長くなったことで、これまでの使用教材や指導案の見直し、整理。
楽譜の棚と、頭の中の棚卸しをしました。
9年間分のこれまで出会った生徒達の指導案を全て見直しました。
みんな元気にしているかな?出会った生徒さん達みんなの顔が思い浮かびます。
同時進行で、自分が目指すレッスンと改めて向き合い、新しいレッスングッズの制作、
4月からは、オンラインレッスンを導入。
ご家族ご協力があって、無事に音楽を通して子供達と触れ合う機会を失わずに過ごすことができました。
普段から毎回のレッスン準備はしていますが、
オンラインレッスンの指導案準備、気配り、工夫の必要性はいい経験となりました。
4月のオンラインレッスンの最終日に、今回は新しい試みを。
あざみ野教室と拝島教室の中学生の生徒さん2人に参加してもらい『オンライングループ体験レッスン〜楽典編〜』に挑戦しました。
あざみ野教室と拝島教室は、とても離れた場所にあるため、発表会の時以外はなかなか会うことが出来ないのですが、
講師同士が普段の様子を常に確認しあっているため、生徒さんの成長を2人で見届けることができています。
私の生徒さんは、久々に拝島教室の絵美先生、お友達に会えることをとても楽しみにしていたのを知っていたので、
カメラ越しに張り切っている姿がとても嬉しかったです。
レッスンでは、
①和声の初級:主要三和音(I度、IV度、V度)をそれぞれの和音の性格、キャラクターを感じて頭の中で作って、歌う。
②音楽用語:曲想を表す楽語を「知る」「感じる」ためのファーストステップレッスン
③生演奏を聴いて、楽語をイメージする。
こちらの内容で40分、雑談も交えながら賑やかに終えました。
『表現豊かに演奏する』とはどういうことなのか。
作曲家が伝えたいことは、どのようなことなのか。
全てはわかりませんよね、私もです。
『1+1=2』のような正解もありません。
全てわからくても、深く理解できなくてもいいんです。
『知ろうとする気持ち』『理解しようとする姿勢』が大切で、
この能動的な思考が、音楽的にも、人間的にも豊かになるのではないかなと思います。
作曲家がどんな気持ちで作ったのか、どんなことを工夫すればピアノで伝えられるのか。
相手がどんな気持ちでいるのか、どんなことをしてあげたら喜んでくれるか。
日常生活でも繋がることばかりですね。
今は、行動の自粛が必要な時期ですが、
時間がある今だからこそ、自分がやりたいことはどんなことなのか、できるようになりたいことは?
考えたり、想像したり、工夫することまで自粛する必要はありません。
ちなみに、私は色んな鍋で、ご飯を炊けるようになりました。笑
生活の中に、楽しさを忘れず、前向きに過ごしましょう!