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夏休みも間近

2020/07/25

こんにちは!

拝島教室の井上です。

梅雨も中々明けませんが、夏休みがやってきますね。

この数ヶ月、個々の成長を感じ、驚かされながらも、

その子供達の変化と共に私たちも成長しなければと改めて胸に刻んで日々過ごしています。

 

学校や習い事で忙しなく生活している現代の子供たちが、

心豊かに音楽と向き合うべく、

私たちがどうアプローチするべきかも考え直すきっかけをもらった気がします。

幼児期から、学習塾やお稽古事で1週間が埋まる。

そういった生活が珍しくもない昨今ですが、

時間のない中、ピアノと向き合ってくれている子供達と向き合って来た十数年。

時間のある中で、ピアノのレッスンをする事で、

本当の意味で『時間の無い中、ピアノと向き合っている』子供たちの真の姿

に気づけたように思います。

個々の歩幅も見え、心底嬉しさを覚えたのもこの数ヶ月。

中々日常に戻るには難しい年になりそうですが、

個々の生活スタイルに寄り添いながらも、

待ってみたり、ギリギリのラインで圧も掛けたり、、、、

先の見えないこの夏休みを有意義に過ごせる素敵な曲、課題を個々に出せたらと思います。

 

(さらに…)

【レガーレぴあの教室】ピアノ鍵盤の除菌について

【レガーレぴあの教室】ピアノ鍵盤の除菌について

2020/07/21

こんにちわ。

レガーレぴあの教室の香川です。7月も後半になってきました。毎日、色々なニュースがあります。まるで地球全体が「つらいよぅ、痛いよぅ、苦しいよぅ」と叫んでいるようです。私自身は無力ですが、少しでも傷が癒えて、元気になってほしい。そう願うばかりです。

さて、レガーレぴあの教室では引き続き、感染予防対策を続けております。改めて一人一人が出来る予防対策を心がけて、楽しくレッスンできる環境を維持していけたらと思います。ピアノの鍵盤についてですがアルコール消毒は楽器への損傷があるため、ピアノ鍵盤専用の『キークリン』というのクリーナーで、布に含ませてレッスンごとに除菌をしております。

あざみ野教室、拝島教室共に同じもので除菌、洗浄しています。もともとコロナ対策をする以前から長年クリーナーとして使用していたものですが、除菌効果もあります。子供達が楽譜の準備をしている時に、講師は鍵盤のお手入れをするのがルーティンとなっています。小学生は「鍵盤専用!?」と感動してくれます。4歳の子は、鍵盤を拭くときにポロン!!と不意に出てしまうピアノの音に「え!!変な音!!」と過剰反応。どちらも、新鮮なリアクション、どうもありがとう。

【ご質問】発表会はありますか?

【ご質問】発表会はありますか?

2020/06/30

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。

今回は、体験レッスン時に良くいただくご質問について。

Q:「発表会はありますか?」

体験レッスンの際、良くいただくご質問です。レガーレぴあの教室では、年に1回発表会を企画しております。参加費は、別途必要になりますが、シンプルに美しく【子供たちが主役になるステージ】を目指しています。昨年末は、特別企画として「もうひとつのクリスマス」というミニコンサートをやりました。

この日は、初めてステージに立つ生徒さんから、連弾の仲良し2人組、小さなお子様から卒業生や留学先から一時帰国した生徒も一緒に参加しました。お母様方からは、立派に成長した卒業生のお姉さん、お兄さんの姿や演奏を聴いて「皆さん、素敵に成長されて、感動しました。」とメッセージも。この日の会場は小さなスペースで、ご家族の皆様が生徒さん全員に「頑張れー!!」と心からエールを贈ってくださるのが肌で感じほど、最高に温かい空間になりました。お互いに認め合って応援し合えるというのは本当に素晴らしいですよね。

今年は6月に企画していましたが、残念ながら延期。年度内には感染予防対策の準備をし、お披露目の機会を作れたらと思います!

 

 

 

作曲家の国あるある【オーストリア問題】

作曲家の国あるある【オーストリア問題】

2020/06/29

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。一週間が始まりましたね。6月も明日で終わり!

「早いですね、なんだかよく分からないまま6月が終わりますよ〜」

先日、中学生がピアノの椅子に座りながら呟くのです。実際、その通りだなあと思うことと、その話し方!!と言うところで、笑ってしましました。

さて、今日は「なんだかよく分からない」つながりのお話。

小学6年生の楽典の問題でこんな文章がありました。

Q.この曲は、ハイドンの時計シンフォニーです。交響曲の父と呼ばれたハイドンの生まれた国はどこですか?

生徒の心の声:

①ハイドンの?時計シンフォニー?っていう曲なのか。(初耳です)

②ハイドンは交響曲の父って呼ばれてるのか。(初耳です)交響曲・・・?

③ハイドンもピンときてないぞ、生まれた国、もっと知らないって!!どこだどこだ。

ここで、生徒にヒントを出します。

香『オースト・・・・?』

生徒「ラリアーー!!」

香『そう!!カンガルーのね!!って残念!!!』

答えは、【オーストリア】。これぞ、みんなが経験するオーストリア問題。オーストまで聞けば誰しもがまずはオーストラリアが頭に浮かぶのが普通ですよね。私もそうでした。ましてや私の子供の頃の先生は、本当に真面目な先生だったのでガッカリさせたに違いありません。

【オーストリア問題の壁】

①オーストリアの国の存在にピンとこない。

②オースト・・?と聞かれれば、日本で耳にするのは、オーストリアよりも、断然オーストラリア。

このヒントを出されたら、否応無しにオーストラリアと答えてしまいますよね。ごめんなさい。

③作曲家への興味、意識がトボトボしい。

このオーストリア問題を解決するべく、あざみ野教室にあるのはこちら

今、自分たちがどこに住んでいて、どこの国の音楽を勉強しているのか。実際に行くことはできないので、目で距離感を感じ、私が実際に見た雰囲気や文化なども分かりやすく伝えます、教養も身につけられる楽しいレッスン時間を一緒に作っていきます。机上の正解、不正解ではなく、学ぶことに楽しさを感じられるレッスンです。

ちなみにハイドンがオーストラリア人だったら、ましてや先祖のアボリジニ族の血を凄まじくついでしまっていたら、こんな風な音楽にはならないで、こんな結果になるかもしれない!!と私は全力で民族色をふんだんに使って、オーストラリア風ハイドンを演じます。そうすると、生徒は「これはまずい!!」と肌で感じてくれるので、『一生、間違わないと思います』と言って帰ってくれました。

ハイドンがオーストラリア人だったら、カンガルー交響曲なんて、作っていたでしょうか。気になります。

 

 

 

ここまできたね!中学1年生の成長日記。

ここまできたね!中学1年生の成長日記。

2020/06/26

こんにちわ。

レガーレぴあの教室の香川です。6月も気がつけば、残すところあとわずか。今年の関東は「梅雨らしい」感じがします。先日、久しぶりに2駅分歩いたのですが、所要時間がいつもの1・5倍もかかってしまい、足は筋肉痛。体力、筋力が自粛生活で衰えてしまったと実感しました。それにしても、梅雨の時期、高温の中マスクは辛い!坂道を1時間ほど上り下りするのは体の危機を感じました。皆さんも、マスクでの熱中症など気をつけましょうね。

 

さて、学校再開と同時に、再スタートしたレッスンですが、私たちも少しずつ『新しいレッスンの形』に慣れてきました。今日は、中学生の成長についてのお話。

 

保育園、幼稚園の頃からお教室でピアノを始めた生徒さんがこの春、中学生になりました。節目となる卒業式、新しい学校生活のスタートを切る入学式など、我慢することが多い学年となり、送ってもらった卒業式の写真を見るとこちらもグッときてしまいました。新しい学校生活が少しでも前向きに進めるといいなあと思っています。

そんな今年の中学1年生の生徒たちに、今嬉しい変化がやってきています。どちらかというと静かなタイプの1年生たち。自分の気持ちを言葉にしたり、表現したりするタイプではないので、「何を考えているのかな?」と苦労することも多々ありました。ちなみに納得していない、機嫌が悪い時だけは、醸し出すオーラがものすごいので一瞬でわかります!!子供たちが、私たち講師をびっくりさせてくれるほどの成長を見せてくれています。

【2つの成長ポイント】

①演奏できる曲や、1曲が仕上がるスピードが確実に速くなった。

→ちなみにこちらの生徒さんたちに共通することは、J.S.バッハのインヴェンション、シンフォニア、そしてツェルニーなどの練習曲などを小さな頃からコツコツ積み重ねて、曲数もある程度こなしてきた生徒さんであるということ。先生の伝えようとしていることや、曲の仕組みなどを「理解する力」がアップしたということも言えます。

 

②その子のいる世界が確実に【豊か】になってきている。

→生まれ持った感性が開花し始めた場合と、ピアノを習っているうちに音楽から美しさや面白さを【感じる心】が育ってきた場合があります。そして、①の中の「理解する力」も大切になってきます。口数少なかった子供達が、ピアノを通して伝えてくれる「今、楽しいです。」という「言葉」を胸を打つほど感じるのです。

メロディーやハーモニーの美しさ、調性、リズム、アーティキレーションの面白さを感じるゾーンに入ってきた子供達。このゾーンに入ってしまえばこっちのもの!これから、さらに充実したレッスン生活が子供達を待っています!!

中学生活が健やかでありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

【教室再開に向けて】生徒さんを迎える準備

2020/06/01

こんにちわ。

レガーレぴあの教室の香川です。

6月が始まりましたね。

学校も、今日から段階的に再開し、

東京都ではステップ2へと移行しました。

レガーレぴあの教室は

オンラインレッスンも併用しながら、

通常レッスンに戻すことにしました。

学校、塾のスケジュールも色々と変化していますが、

教室としてもできる限りの対応をさせて頂けたらと思います。

今日は、生徒さんを迎える最終準備をしました。

なるべくレッスン室をスッキリするように心がけ

・消毒液(エタノール70%配合)new

・アルコール消毒ジェル(エタノール70%配合)new

今回は運良くエタノール70%配合の消毒液と消毒ジェルが手に入りました。

※入手困難な状況があり設置できない場合は、石鹸を使っての正しい手洗いを推奨してまいります。

ハンドソープと消毒液のディスペンサーは、

手をかざしてシュッと出るセンサー付きに新調。

あざみ野教室、拝島教室、できる限りの予防対策をしてまいります。

久々の対面レッスンで、なんだかドキドキします。

子供達にとって充実した時間になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

【オンラインレッスン効果!?】子どもに与えるメリット

2020/05/21

こんにちわ、レガーレぴあの教室の香川です。

緊急事態宣言が14日に39県で解除となり、今日にも残る8都道府県の方針が決定しますね。

さすがに皆さんの疲れも如実に出てきてるのではないでしょうか。

3月、4月、5月と確実に世の中の流れも変化していき、

6月は、社会、学校生活などいよいよ試行錯誤されながらも動き出しそうです。

私たちもだいぶオンラインレッスンに慣れてきました。

今後の新しい生活様式と共に、

これからはピアノ教室の一つのレッスンスタイルにきっとなるだろうと思っています。

さて、

今日は『オンラインレッスンが子どもに与えるメリット』のお話です。

普段、同じ空間でレッスンをする場合、

私たち講師は子どもたちにアンテナを張り、

どんな気分でいるのか、どんな表情なのか、

どこが弾いにくいのか、 生徒さんが言葉を発しなくても、

ここが弾きにくいんだよね。と 弾き易いような場所を探して、

楽譜を指差して説明したり、

生徒さんが困らないようにささっと楽譜をめくってあげたり、

実際に弾いてあげたりしながら、

生徒さんの気持ちを最大限に汲み取れるように

子どもたちのことを360度の角度で見守ることを心がけています。

中学生以上の精神的に成長してきた子供達にもよく言うのですが、

誰でも自分のことを決めつけられるようなことを言われたら嫌だよね。

私たちも自分以外の人のことを正面や横だけじゃなくてね、

それはでも四角形や八角形でもなくてね、

360度の球体で色んな角度から見てあげられるようになりたいよねと声をかけます。

話を戻します。

オンラインレッスンでは、 残念ながら同じ空間で普段のように雰囲気をキャッチしたり、

楽譜をめくってあげることも、楽譜に書き込むことも、

これまで通りにはしてあげられません。

(思ってみれば色んなことに手を出してしまっていたのかしら!?と反省も・・・)

ピアノでも実際に弾きますが

Wi-Fiの通信速度(低速、中速、高速)など、

こちらの速度と生徒さんの速度が一致しているとも限らないため、 慎重にしなければなりません。

となると、

オンラインレッスンで大切になるのはなんでしょうか。

「伝え方」です。

これは講師の私たちにとっても大切なこと。

技術や感覚を言葉にする作業は、想像以上にオンラインレッスンでは必要になりました。

これは私たちにとって大きな課題、プラスになりました。

そして、【オンラインレッスンが子どもに与える大きなメリット】とは?

『お子さんが自分の言葉で話せるようになる』

 です。

『自分の言葉で話せるようになった・相手に伝える力が格段に上がった』

これは本当に格段に変わりました。

今までは、言葉ではなく指をさして

「ここ」「こっち」「ここらへん」 といった感じ。

これではオンラインレッスンは成り立ちません。

子供達はそれを自然に自分で考えて身につけてくれて

「今日は、2ページ目まで両手で、その後は片手ずつ弾きます」

「1ページ目の3段目の4小節から弾きます」

など自分からカメラの向こうにいる私たち講師に伝えてくれるようになりました。

これは、素晴らしいことですよね。

これこそ『自分で考える力、伝える力』への第一歩です。

いいぞお!!

これからもポジティブにオンラインレッスンを取り入れながら、

子供達と一緒に成長していけたらと思います。

Zoomでグループレッスン

2020/05/02

こんにちわ、レガーレぴあの教室の香川です。

2020年も5月に突入です。

緊急事態宣言が約一ヶ月延長になるとのこと。

4日の発表ではまた詳細を知ることができるのでしょう。

まだまだ我慢の時期、涙がこみ上げてくるニュースで心が痛みます。

自分に今出来ること、やるべきことを見失わずに前向きに過ごしたいですね。

 

レガーレぴあの教室では、

2月から子供達の安全を考え感染予防対策を始め、

3月はさらに感染予防対策に神経を使いました。

 

私個人的には、外出を9割減らして、買い物も週1回。

自宅にいる時間が長くなったことで、これまでの使用教材や指導案の見直し、整理。

楽譜の棚と、頭の中の棚卸しをしました。

9年間分のこれまで出会った生徒達の指導案を全て見直しました。

みんな元気にしているかな?出会った生徒さん達みんなの顔が思い浮かびます。

同時進行で、自分が目指すレッスンと改めて向き合い、新しいレッスングッズの制作、

 

4月からは、オンラインレッスンを導入。

ご家族ご協力があって、無事に音楽を通して子供達と触れ合う機会を失わずに過ごすことができました。

普段から毎回のレッスン準備はしていますが、

オンラインレッスンの指導案準備、気配り、工夫の必要性はいい経験となりました。

 

4月のオンラインレッスンの最終日に、今回は新しい試みを。

 

あざみ野教室と拝島教室の中学生の生徒さん2人に参加してもらい『オンライングループ体験レッスン〜楽典編〜』に挑戦しました。

あざみ野教室と拝島教室は、とても離れた場所にあるため、発表会の時以外はなかなか会うことが出来ないのですが、

講師同士が普段の様子を常に確認しあっているため、生徒さんの成長を2人で見届けることができています。

私の生徒さんは、久々に拝島教室の絵美先生、お友達に会えることをとても楽しみにしていたのを知っていたので、

カメラ越しに張り切っている姿がとても嬉しかったです。

 

レッスンでは、

①和声の初級:主要三和音(I度、IV度、V度)をそれぞれの和音の性格、キャラクターを感じて頭の中で作って、歌う。

②音楽用語:曲想を表す楽語を「知る」「感じる」ためのファーストステップレッスン

③生演奏を聴いて、楽語をイメージする。

こちらの内容で40分、雑談も交えながら賑やかに終えました。

 

『表現豊かに演奏する』とはどういうことなのか。

作曲家が伝えたいことは、どのようなことなのか。

全てはわかりませんよね、私もです。

『1+1=2』のような正解もありません。

全てわからくても、深く理解できなくてもいいんです。

『知ろうとする気持ち』『理解しようとする姿勢』が大切で、

この能動的な思考が、音楽的にも、人間的にも豊かになるのではないかなと思います。

作曲家がどんな気持ちで作ったのか、どんなことを工夫すればピアノで伝えられるのか。

相手がどんな気持ちでいるのか、どんなことをしてあげたら喜んでくれるか。

日常生活でも繋がることばかりですね。

 

今は、行動の自粛が必要な時期ですが、

時間がある今だからこそ、自分がやりたいことはどんなことなのか、できるようになりたいことは?

考えたり、想像したり、工夫することまで自粛する必要はありません。

ちなみに、私は色んな鍋で、ご飯を炊けるようになりました。笑

生活の中に、楽しさを忘れず、前向きに過ごしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンラインレッスンスタート!

2020/04/09

目まぐるしい変化の中に居ますが、前向きにその変化の中でオンラインレッスンをあざみ野教室、拝島教室でスタート致しました。

いつも以上の準備に私自身ドキドキの数日を過ごしましたが、環境を整えて下さったりと、ご家族のご協力なしにはスムーズなレッスンは出来なかったと、感謝しております。

また、きちんと話してる言葉が聞こえるかいつも以上に気をつけている自分が居たりと、子供たちとの会話や新しい角度からの楽しい時間を過ごさせて頂きました。

実音とは遠いですが、その中で出来ることもある事を実感したのも事実です。

実際にカメラを手の上から撮影することにより、実際のレッスンと同じような感覚で伝えてみる作業は思いの外良く、とても充実した時間がありました。

あざみ野教室でも今週から既にレッスンを開始され、アイディア溢れる素敵なレッスンだった事は想像するに難くありません!

これからも音楽が寄り添うそんなレッスンを心がけて進めてまいります。

是非この機会に新しい風を吹き込むべくオンラインレッスンのお問い合わせも各教室お待ちしております。

どうぞ宜しくお願い致します。