【祝・卒業式】9年前、4歳(年少)だった生徒さん

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2022/03/21

こんにちわ。レガーレぴあの教室の香川です。

東京もいよいよ、桜の開花宣言が出ましたね。

みなさま、ご卒園、ご卒業おめでとうございます。

「もうこんなに大きくなったのね」と嬉しさと寂しさも入り混じりながら、お子様のご成長を実感されているのではないでしょうか。私は、年々しみじみと実感する度合いが増しております。

さて今日は、小学校卒業を迎えた生徒さんをご紹介します。

出会いは9年前。4歳になったばかりでお母様と一緒に体験レッスンにいらっしゃいました。

体も小さくて、ふにゃ〜っとごあいさつをしていた頃。とにかくお歌が好きなお子さまでした。ド・レの音から「ミ」の音が読めるようになった時は、本当に「やったーー!!!」と心から嬉しかったのを覚えています。

ご家庭での練習がうまくできないなど、お母様がお悩みも抱えた時期もありました。次の音を弾くまで音をのばしていられなかったり、両手にすることが難しかったり「お茶飲みたい!」と練習中にぐずってしまったり。レッスンに来る前に、楽しいことを中断してこなければいけなくて大泣きで玄関に登場したり。色んなことがありましたね。長期でご旅行に行かれる際「音符カード」を持参してくださっていたこともありました。お母様には、幼少期のご自宅での練習など本当に熱心に、根気強く見守って頂きました。

年中さんからはお子さま一人でレッスンを受けました。小学校に入ってからは、少しずつピアノの進むスピードがわかってきました。ペースはゆっくりでも、少しずつ自分で音符を読んで練習してレッスンを受けるという型が身についていきました。中学年〜高学年になると、精神面では本人の気持ち【心の持ち方】【レッスンの受け方】のアップダウンも含めてですが、人間ですからうまく行かなくなることも出て来るようになります。気持ちが落ちることがあるのは大人も子供も一緒ですね。ただ「自分に原因がある場合、そのイライラを先生に向けたりする場合」は、それはズレているよと私も指摘しますので、嫌なこともあるでしょう。でも、そこで大切なことは先生の言葉を「まっすぐ目を見て話を聞いて、受け止められること」です。良い時期もそうでない時期も、一緒に乗り越えてきました。思いやりがあり、責任感のある素敵なお子さんに成長されました。

小学6年生では、ショパンのワルツや、念願の「子犬のワルツ」を弾けるようになるまでにピアノも上達しました。彼女が歩んできたこの9年間は素晴らしいものです。そして、ピアノの成長の陰には、長い間レッスンにご理解頂き、お子様を預けてくださったご家族の皆さまご協力があってこそです。春から中学生になり、新生活が始まります。色々な変化があると思いますが、ピアノを通して見守らせて頂きたいと思います。

心から卒業おめでとう!!!

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