種まき

2020/08/18

こんばんは!!

レガーレぴあの教室の夏休みも明け、レッスンが再スタートした今週、まだ2日ですが、暑い中みんな元気に来てくれる姿が嬉しく楽しみです。

オンラインレッスンを経て対面レッスンへ変わってからの中学生の生徒達が成長したのか、私自身が変化したのか・・・・お互いに何か変わったのか・・と考えていますが、コミュニケーションが取りやすく、自分たちの置かれている課題に一つ一つ丁寧に向き合っているのが見て取れます。

さて、そんな今日はJ.S.BACHのインヴェンションとシンフォニアを通る子供たちについて。

最近この教材を始めた4年生の生徒も居れば、今日の今日2年の歳月を掛け、インヴェンションを全曲終了させた中学生1年生。おめでとう!!!!

先日もあざみ野教室の中学生がインヴェンションを終了した。という記事を書きましたが、バッハの美しさや音楽の楽しさを私達も再認識する時間となっています。また、音楽を続ける上でのポリフォニーの重要性も然り。

勿論、通らない生徒も居ますし、他のバロックの曲の数曲を弾いたり、フランス組曲やイギリス組曲、ポップスの曲等の寄り道も沢山しています。インヴェンションの楽譜を持つ事なくても、バッハは通る様にしている事も多々あり、種明かしは大きくなってから。という場合も。

教室の生徒達は小さい頃から1人でレッスンに通っている生徒が9割ですが、お家の方からご自宅では、生活の一部になるように、短時間でも練習出来る環境と、お声掛けして頂いたお陰で毎週のレッスンが成立している事に感謝しています。

独りでレッスンを受け、譜読みもし、バッハを弾けるまでに持っていくのは容易な事ではない事。ましてや、バッハのインヴェンションを全曲弾ける事は本当に凄いと思っています。その達成感もさることながら、自然と耳も育てられてる事に気づき、バッハ以外を弾く時も美しく弾こうと工夫しながら、聴きながら弾いている事にハッとさせられました。

そんな子供達がバッハの教材を持てる事の一つとして、『素直』な子供が多いという事もとてもとても助けられています。始めた当初は時間が掛かっても少しずつ休みながらも気づけば進度が進んだりする事もあるので、それも楽しみの一つです。

楽しさを失わない様に子供のサインも見逃さずに待つ時は待つ。頑張ってる生徒に限って見逃してしまいがちな苦しい状況もあると思うので、少しずつ一緒に取り組んで行ける!そんなレッスンをこれからも心がけていきたいです。

時間を掛け、一曲に取り組んでいる生徒もいますが、そんな彼女とはゴールが見えてきたので、今月中には最後まで弾けるように頑張ってみようか!と話し、来週を楽しみに本日のレッスンを終えました!!

PAS A PAS

一歩ずつ。